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中国、米は「犯罪者資産の避難先」であってはならず

10月30日、中国政府は米国が中国の犯罪者が不正手段で得た資産の避難先であるべきでないと指摘した。また、中国人家族の帰国を強要しようとした疑いで米国で逮捕された5人が中国の法執行官であるとの米国の主張を否定した。写真は2010年2月、北京で(2020年 ロイター/Jason Lee)

[北京 30日 ロイター] - 中国政府は30日、米国が中国の犯罪者が不正手段で得た資産の避難先であるべきでないと指摘した。また、中国人家族の帰国を強要しようとした疑いで米国で逮捕された5人が中国の法執行官であるとの米国の主張を否定した。

米当局は今週、外国政府の手先として活動した8人を訴追した。中国政府のために中国人家族に対して脅迫の手紙を送り、暗視ゴーグルを使って監視したほか、中国に帰国させようとした疑いが持たれている。

中国は、腐敗撲滅の一環で、海外に持ち去られた資金の回収を進めてきた。習近平国家主席が汚職に対する闘いを始めた10年ほど前から、腐敗した政府高官を追跡するため国際的な協力を得ようとしてきた。

米国の私立探偵を含む5人は28日、ニュージャージーやニューヨーク、カリフォルニア州で逮捕された。残りは中国にいるとみられると、米司法当局者は述べた。

中国外務省の汪文斌報道官は記者会見で、米国は「根拠のない告発や、中国による犯人追跡と盗まれた資金回収の取り組みに泥を塗る行為」をやめるべきだと発言。「われわれは米国が国際的な責務を果たすことを強く求める。犯罪者が不正で得たものを欲しがるべきではなく、犯罪者と違法な資産の安全な避難先になるべきではない」と述べた。

米国で逮捕された者は中国の法執行官ではないと述べ、米国の申し立ては中国に関する「うわさと非難」に過ぎないとした。

中国政府は2014年、海外に逃亡した汚職官僚を帰国させ罪に問うため、関係局が連携する「天網(スカイネット)」と呼ぶ作戦を開始した。

米国は中国と犯罪人引き渡し条約を締結していない。外国政府の代理人として活動する者は米検事当局に登録・通知することを義務付けている。

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