[27日 ロイター] - 1月25日までの週は、米国の債券ファンドに3週連続で資金が流入した。次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅が25ベーシスポイント(bp)に縮小されるとの期待が根強かった。
リフィニティブ・リッパーのデータによると、純流入額は48億9000万ドル。前週の純流入額である58億3000万ドルをやや下回った。
米国の課税債券ファンドには37億5000万ドルが流入。地方債ファンドには10億7000万ドルが流入した。
米国の短期・中期投資適格債券、一般国内課税債券、新興国債券ファンドには、それぞれ13億7000万ドル、10億9000万ドル、8億2200万ドルが流入した。
一方、米国株ファンドは10週連続で売り越しとなった。ただ、流出額は11億4000万ドルと、昨年11月16日以来の低水準だった。
米国のグロース株ファンドとバリュー株ファンドは、それぞれ36億8000万ドル、5億0100万ドルの流出だった。
セクター別では、ヘルスケア株、金融株、工業株がそれぞれ13億5000万ドル、8億5700万ドル、7億7400万ドルの流出。
マネー・マーケット・ファンド(MMF)は、107億5000万ドルの流入。前週まで2週連続で資金が流出していた。
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