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米議会乱入騒ぎ、市場の反応は限定的 混乱拡大なら懸念も

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 昨年11月の米大統領選の結果に抗議するトランプ大統領の支持者が連邦議会議事堂に乱入する映像に世界は衝撃を受けたが、投資家の多くはこの混乱が一時的な出来事で、資産価格に持続的な影響をもたらす可能性は低いとみている。

6日の米国株式市場は、ジョージア州で5日に行われた連邦議会上院決選投票の結果、民主党が同院を支配し、政府が支出を拡大するとの見方からダウ工業株30種とS&P総合500種が上昇。議事堂で混乱が広がると、上げ幅を縮小した。

債券市場では米国債利回りが小幅低下したものの、終盤も3月以来の高水準を維持。このほか金は下落し、投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX、恐怖指数)も低下した。

ウィズダムツリー・アセット・マネジメントのフィクストインカム戦略責任者、ケビン・フラナガン氏は「市場はこれを単発の出来事とみており、混乱は拡大しないと考えている。市場の反応が控えめなのはそのためだ」と述べた。

ただアナリストは、事態が悪化すれば市場が反応する可能性はあると慎重な見方も示している。

プルデンシャル・フィナンシャルの主任市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は、混乱が続けば、安全資産を求める動きが出てくるとの見方を示した。

インバーネス・カウンセルの主任投資ストラテジスト、ティム・グリスキー氏は、事態が悪化すれば株価が打撃を受ける可能性があるとしながらも、投資家は冷静に反応していると述べた。

アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は、混乱が深刻化すれば、このところ堅調に上昇してきた原油に利食い売りが出やすくなる可能性があると指摘した。

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