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オプション市場、米株式への弱気姿勢強まる

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国株式市場は12日、インフレ警戒感が高まり、主要株価指数が軒並み続落した。デリバティブ(金融派生商品)市場でもここ数日、トレーダーの株式に対する弱気姿勢が目立つ。

12日の米株式市場は、市場予想以上に上昇した4月の消費者物価指数(CPI)を受けて金融政策の引き締め観測が強まり、ハイテク株中心に売りが広がった。S&P総合500種は2.1%、ナスダック株価指数は2.7%、それぞれ下落した。テクノロジー指数は直近高値から7%超下げている。

S&Pのオプションは11日、売る権利である「プット」の取引が買う権利である「コール」の取引を2対1で上回り、この比率は2月以来の高水準を記録。12日も同様の水準となった。

投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)は12日、2カ月ぶり高水準の26.96を付けた。

VIXオプションのヘッジコストを測るVVIX指数は12日、145.5まで上昇。ノムラのクロスアセットマクロ戦略部門のチャーリー・マケリゴット氏は、同指数が120を超えると、市場が「非常にタイトな状況」にあることを示していると指摘する。

オプション市場のトレーダーたちは、過去のように急速な回復に備えるのではなく、ディフェンシブプレイに焦点を当てている。

シュワブ・センター・フォー・ファイナンシャル・リサーチのトレーディング・デリバティブ部門バイスプレジデント、ランディ・フレデリック氏は「私が長い間警告してきた非合理的な強気の株式オプショントレーダーたちは、ついに姿を消した」と語った。

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