[ワシントン 21日 ロイター] - 英金融大手ナットウエスト・グループ(旧ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)の投資銀行部門ナットウエスト・マーケッツは21日、米国債市場の不正操作問題への関与を認め、罰金など約3500万ドルを支払うことで合意した。
米司法省の声明によると、同社は自社のトレーダーらが2018年まで10年にわたり続いた米国債市場の不正操作スキームに関与したことを認め、罰金や賠償金の支払いに加え、3年間監視対象となることを受け入れた。
ナットウエスト本体は1週間余り前、約4億ポンドのマネーロンダリング(資金洗浄)を防げなかったとして、英裁判所に2億6500万ポンド(約3億5200万ドル)の罰金を科されたばかり。
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