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米加州議会、州最後の原発の運転5年延長を承認

 9月1日、米カリフォルニア州議会は、同州最後の原発の稼働を最大5年延長し、2030年までとする支援計画案を承認した。写真は同州にあるディアブロ・キャニオン原子力発電所の近くを通るヤギの群れ。2005年6月撮影(2022年 ロイター/Phil Klein)

[1日 ロイター] - 米カリフォルニア州議会は1日、同州最後の原発の稼働を最大5年延長し、2030年までとする支援計画案を承認した。延長支援のため14億ドルの融資も承認。これが立法化すれば、実際には原発運営会社が連邦政府に最大同額まで原発延長支援融資を申請することも可能になる。

原発はPG&E社のディアブロ・キャニオン原発。25年に稼働を停止することが16年に決定していた。州は電力の需給逼迫で停電の危機が頻発する不安定な発電部門の強化を目指す構え。

州議会は45年までの州全体での排出量実質ゼロ化義務も明文化し、35年までに州の発電の9割をクリーン資源で賄うことも目標化した。州のクリーンエネルギーに500億ドル超を割り当てることも可決した。

逆に州内での石油・天然ガス掘削については、住宅や学校や病院から3200フィート(975メートル)内での新規油井掘削ないし既存油井の再掘削などを禁止した。二酸化炭素の直接回収プロジェクトについて基準を整備し、認可手続きを簡素化する法案も承認した。

この日の複数の承認はニューサム知事にとって追い風になる。同氏は11月の州知事前で再選を目指しており、24年大統領選に野心があるともみられている。

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