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2月の米原油輸出は過去最高、アジア向け中心 供給過剰招く恐れも
2017年2月5日 / 22:25 / 10ヶ月後

2月の米原油輸出は過去最高、アジア向け中心 供給過剰招く恐れも

[ニューヨーク/シンガポール 3日 ロイター] - 2月の米国の原油輸出量はトレーダー推計で日量70万─90万バレルとなる見通しだ。米エネルギー情報局(EIA)は、月間ベースで過去最高となり、過去2年にわたり相場を圧迫してきた国内原油在庫の削減に役立つと予想した。

 2月3日、2月の米国の原油輸出量はトレーダー推計で日量70万─90万バレルとなる見通しだ。写真はオクラホマ州の貯蔵タンク、昨年3月撮影(2017年 ロイター/Nick Oxford)

輸出カーゴの大半はアジア向けだ。トレーダー関係者4人とロイターの海運データによると、軽質原油と重質原油の両方が中国や日本、シンガポールに輸出され、欧州や中南米にも振り向けられる。

米国産原油に対する北海ブレント原油のプレミアムは約1年ぶりの高水準となり、価格面の優位性がこのところ高まっている。アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油との価格差も広がり、東アジアで裁定取引の機会が生まれている。

トレーダーは、米国産原油がアジアに大量流入すると、域内製油業者の設備に対応できる処理能力がないため、供給過剰となって域内油種の価格低下圧力になり得るとの見解を示した。

日本の製油業者の関係者は匿名を条件に、石油輸出国機構(OPEC)の減産によって米国産原油を調達する好機が到来していると述べる一方、「われわれの現物買い付けの余地は大きくなく、カーゴを一つ一つ比較する必要がある」と語った。

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