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バイデン氏、警察改革法案で議会に合意促す 黒人暴行死から1年

 米国で黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官の暴力によって死亡した事件から1年となった25日、バイデン大統領(写真)は、警察の法執行活動を見直し、説明責任を明確にする警察改革法案について、今月末のメモリアルデーの祝日後に議会で合意をまとめるよう期待を示した。写真は20日、ホワイトハウスで撮影(2021年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米国で黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官の暴力によって死亡した事件から1年となった25日、バイデン大統領は、警察の法執行活動を見直し、説明責任を明確にする警察改革法案について、今月末のメモリアルデーの祝日後に議会で合意をまとめるよう期待を示した。

バイデン氏はこれまで、25日までの法案可決を訴えてきたが、法案は議会で停滞している。

バイデン氏とこの日面会したフロイドさんの遺族は、超党派の議員団が取り組んでいる「ジョージ・フロイド警察活動正義法」を可決するよう求めた。

バイデン氏は面会後に出した声明で「行動する必要がある。私たちは転換点にある」と指摘。「米国の魂の探求は、全ての人が平等に創られたという米国の理想と、人種差別が長い間私たちを引き裂いてきたという現実の間で常に行きつ戻りつしてきた」と述べた。

フロイドさんの遺族は議会でペロシ下院議長などとも面会。ペロシ氏は「早急に最終法案を可決し、あなた方家族を安心させたい」と述べた。

共和党を代表して同法案の交渉役を務めるティム・スコット上院議員は記者団に、特定の条件下で警官を訴訟から守る免責事項が引き続き争点になっていると説明。

共和党は法案に盛り込まれた、免責事項の範囲を狭める規定に反対しており、民主党のリベラル派の多くは免責事項を廃止しなければ法案には賛成しないと主張している。

スコット氏は「まだ道のりは長いが、形が見えつつある」と述べた。

フロイドさんは当時警官だったデレク・ショービン被告に首を膝で押さえされ死亡し、目撃者が撮影した動画をきっかけに米国で最大規模の抗議運動に発展した。同被告は有罪の評決を受けている。

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