[ニューヨーク 7日 ロイター] - 世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのグローバル債券担当最高投資責任者であるリック・リーダー氏は、連邦準備理事会(FRB)がインフレ対応として金利を6%まで引き上げ、長期にわたって維持する可能性があると述べた。
同氏は7日付のノートで「FRBが経済を減速させ、インフレ率を2%近くにまで下げるためには、フェデラル・ファンド(FF)金利を6%にし、それを長期間維持しなければならない可能性が十分あるとわれわれは考えている」と指摘した。
FRBの政策金利は現在4.50─4.75%。
ゴールドマン・サックスは7日のノートで、政策金利のターミナルレート(最終到達点)予想を25ベーシスポイント引き上げ、5.5─5.75%にしたと明らかにした。
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