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気候変動リスク、将来的に銀行資本規制に組み入れへ=米当局

[ワシントン 2日 ロイター] - 米通貨監督庁のマイケル・スー長官代行は2日、規制当局が気候変動リスクを銀行の資本規制に「いずれ」組み入れなければならないと述べた。ただ、いつになるかを判断するには時期尚早との見方を示した。

スー氏は、異常気象などの気候変動リスクや主要な政策変更を銀行監督に組み込む最善の方法を模索していると説明した。

金融規制の資本要件はいずれリスク管理の一部になる。スー氏は「そうならないことの方がおかしい。エクスポージャーはエクスポージャーであり、それに基づきリスク管理をし、資本を蓄える必要がある」と述べた。

規制当局がバイデン政権の下で気候変動関連の金融リスクの精査を強化する中、スー氏の発言はこれまでで最も当局の方向性を明確に示す内容だ。

新型コロナウイルスの危機が和らぐとともに米経済が回復する見通しにある中、スー氏は金融業界が油断しないようにくぎを刺した。米投資会社アルケゴス・キャピタルの破綻を受け大手銀行が約100億ドルの損失を出したことを指摘した。

スー氏は、銀行が顧客のビジネス獲得に向け競争する中で、リスク管理を怠らないようにすることを最優先事項の一つとして挙げた。

貸し手や借り手が直面する主要なリスクに、住宅ローンの支払い猶予の失効がある。スー氏は、こうした支援策や他の政府支援により、銀行にとって借り手の真の支払い能力を見極めにくくなっていると指摘した。

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