February 7, 2019 / 2:02 AM / 16 days ago

悪化見込まれる19年米企業決算、予想よりましな可能性=クレディ・スイス

 2月6日、一部の市場関係者が2019年の米企業の「業績リセッション」に身構える中、クレディ・スイスの著名株式ストラテジスト、ジョナサン・ゴラブ氏は、企業決算は懸念されるほど悪くはならないとの見方を示した。ニューヨーク証券取引所前で2016年1月に撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 一部の市場関係者が2019年の米企業の「業績リセッション」に身構える中、クレディ・スイス(ニューヨーク)の著名株式ストラテジスト、ジョナサン・ゴラブ氏は、企業決算は懸念されるほど悪くはならないとの見方を示した。

米国株のチーフストラテジストであるゴラブ氏は、2019年の業績見通しの急激な悪化について、アップルなど少数の大企業や原油安に打撃を受けたエネルギー会社がさえない見通しを示したことに由来すると指摘。「多くの人が非常ボタンを押している。だが、それは正しい捉え方ではない。実際に何が起きているかを見る必要がある」と語った。

クレディ・スイスの試算では、トランプ政権が1年前に導入した後、企業が受ける恩恵が薄れつつある法人税減税の影響を除くと、S&P500.SPX構成企業の第1・四半期の増益率中央値は6%前後になる見通し。

これは、リフィニティブのIBESデータに基づくS&P500構成企業の増益率予想(0.3%)を大きく上回る。

ファクトセットの見通しはさらに悪く、S&P500構成企業の第1・四半期の利益は前年比で減少すると見込んでいる。

2019年の業績見通しの悪化で、2四半期連続で収益が減少する「業績リセッション」が取り沙汰されるようになった。リセッションが現実となれば、S&P500構成企業としては2015年7月─2016年6月のリセッション以来となる。

2019年の増益率は18年をはるかに下回る見通しだ。法人税減税の恩恵で、18年第1・四半期の増益率が大幅に加速したためだ。リフィニティブによると、18年第1・四半期の米企業の増益率は26.6%だった。

クレディ・スイスのデータに基づくと、減税により、18年の米企業の増益率は約7─8%ポイント押し上げられた一方、19年第1・四半期の増益率は1%ポイント押し下げられる公算が大きい。

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