[27日 ロイター] - 米エネルギーサービス企業ベーカー・ヒューズの週間データ(27日までの週)によると、米国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は前週から1基減の727基で31週ぶりに減少した。ただ5月全体では増加し、22カ月連続増となった。
稼働数は前年同時期に比べ270基(59%)多い。
5月の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は29基増え、2月以来で最大の伸びとなった。
石油リグ稼働数は前週から2基減の574基で、10週ぶりの減少。天然ガスリグ稼働数は1基増の151基で、2019年9月以来の高水準。
月間では石油リグ稼働数が過去最長の21カ月連続の増加。ガスリグ稼働数は9カ月連続増で、17年5月以来の長さとなった。
多くの企業が増産より株主還元や債務返済に注力しており、石油生産はなお新型コロナウイルス禍前の水準に達していない。
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