[3日 ロイター] - エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズが発表した4月3日までの週の米国内石油掘削リグ稼働数は、前週から62基減の562基だった。減少は3週連続で、5年ぶりの大幅な減少を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経済活動や燃料需要が落ち込む中、米エネルギー会社は新たな掘削への支出を減らしている。
62基という減少数は、2015年3月以来の大きさ。稼働数は2017年3月以来の低水準となった。
前年同期(831基)比では32%減少している。
米国内の掘削リグの半分以上を擁するパーミアン盆地の掘削リグ稼働数は31基減の351基で、2017年5月以来の低水準。2015年2月以来の大幅な減少となった。
今週は米シェールオイル生産のホワイティング・ペトロリアムが、米連邦破産法第11条(民事再生法に相当)の適用を申請している。
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