[10日 ロイター] - 米エネルギー企業ベーカー・ヒューズの週間データ(10日までの週)によると、米国内の天然ガスの掘削リグ稼働数は前週比の減少幅が2017年10月以来の大きさとなった。一方石油リグは昨年6月以来の大幅増を記録した。
石油・天然ガスなどを合わせた掘削リグ総稼働数は前週比2基増の761基となった。 前年同期比では126基(20%)増加した。
石油リグは前週比10基増の609基、ガスリグは8基減の150基だった。
米WTI先物は年初から約1%下落。米天然ガス先物は約44%急落している。
ガス市場の供給過剰を避けるためにリグ数の削減が必要になる可能性が高いと多くのアナリストが指摘している。レイモンド・ジェームズのアナリストはリポートで、ガスリグは今後3─4カ月で「かなり減少する」との見方を示した。
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