August 21, 2018 / 8:40 AM / a month ago

米保守派団体サイト狙ったロシア系ハッカーを阻止=マイクロソフト

[ワシントン/モスクワ 21日 ロイター] - 米マイクロソフト(MSFT.O)は20日、ロシア政府とつながりを持つとされるハッカー集団が米保守派団体からユーザー情報を不正に取得しようとする試みを阻止したとブログで発表した。

マイクロソフトのデジタル犯罪対策ユニット(DCU)は先週、裁判所命令に基づき、「ストロンチウム」という集団が作成した6つのインターネットドメインのコントロールを移すなどした。同集団は「ファンシー・ベア」「APT28」という名でも知られ、ロシア政府と関連があるとされる。

マイクロソフトは「2018年の米中間選挙を控え、こうした試みが米政党の関連団体にセキュリティー上の脅威を与えていることを懸念している」とした。

ハッカー集団は、米上院の3つのウェブサイトとマイクロソフトの「オフィス365」のウェブサイトのほか、民主主義を推進する「共和党国際研究所」、サイバーセキュリティーを含むテーマの会合を主催する「ハドソン研究所」のウェブサイトを模した偽サイトを用意。サイトの訪問者がユーザーネームとパスワードを入力することで、ユーザーの情報を不正に取得することを狙った。

マイクロソフトは「現時点では偽ドメインが情報の不正取得に成功したかどうかを示す証拠はない」とした。

これについてロシア大統領府のペスコフ報道官は、疑惑を裏付ける証拠がないと反論。記者団に対し、「どのような証拠に基づきこのような結論に至ったのか理解できない。証拠が欠落している」と述べた。

また、ロシア外務省は「ロシア市場でも長らく事業を展開してきた国際的な大企業が、米政府を巻き込んでいる『魔女狩り』に積極的に参画していることは遺憾である」とする声明を発表した。

マイクロソフトのブラッド・スミス社長兼最高法務責任者(CLO)はこの日、MSNBCのインタビューで、ハッカーは「すべての政治スペクトラム」を標的としていたとの見方を表明。ただハッカー行為が成功した証拠はないと述べた。また、この件の背後にいるとみられる「ファンシーベア」の名称で知られるロシアのハッカー集団が、仏大統領選挙のすべての候補者を標的としたハッカー集団と同一の団体であることに疑いはないとの見方も示した。

*内容とカテゴリーを追加して再送します。

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