June 7, 2019 / 3:38 AM / in 3 months

「イルカでサーフィンするな」 愛護団体が水族館のショー非難

[サンディエゴ(米国) 5日 ロイター] - 動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」は5日、米カリフォルニア州の海洋テーマパーク、シーワールド・サンディエゴに対し、「サーカス方式」のイルカショーの中止を要求した。

PETAは記者会見で、イルカがショーへの出演や監禁で苦しんでいるとし、身体・行動上の危害を記録した報告書を発表した。

PETA財団の獣医ヘザー・ラリー氏によると、トレーナーが水中でイルカの背中やくちばしに乗ると、イルカは聴覚、関節、筋肉などを損傷する恐れがあるという。

ラリー氏は「シーワールドに対し、サーカスのようなばかげたショーをするために、少なくともイルカの顔に立ってサーフボードとして使うのはやめるよう求める」と説明。「これらの動物を、繁殖の機会が得られる海辺の保護区に戻してほしい」と訴えた。

ショーにおける「不自然な行動」で、イルカ同士の攻撃性が高まる可能性もあるという。これを示す証拠として、シーワールドのイルカの多くが、泳いでいる最中に別の動物に噛まれた「熊手」のような傷痕が確認されたという。

これに対し、シーワールド側は別途記者会見を行い、イルカの扱いを擁護。ショーが害になることはないとし、「イルカは王族のように扱われている」と反論した。

米国では2013年に、シーワールドにおけるシャチの捕獲とショー公開を残酷なものとして描くドキュメンタリー映画「Blackfish(原題)」が公開。世間の反発を浴び、来場者数は落ち込んだ。以来、シャチのショーは中止されている。

PETAによると、シーワールドには約140頭のイルカと約20頭のシャチがいる。

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