[ワシントン 7日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は、気候変動リスクに関する規則案を早ければ来週16日にも示す計画だと、関係筋が明らかにした。
月末までの公表にコミットしているという。
SECの報道官はコメントを控えた。
SECは昨年、上場企業に対し、気候変動が事業に及ぼす影響に関する詳細な情報開示を義務付ける新たな規則の策定に向けた取り組みを開始した。
規則案を巡っては、情報開示の対象に納入業者や協力会社の温室効果ガス排出量も含めるかどうかが争点となっており、これまでに何度も公表が延期されてきた。
企業団体は排出量データの収集や報告をより容易にしコストを抑えられる、対象を絞った最終的な規則を引き続き求めていく方針を示している。
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