[ワシントン 13日 ロイター] - 米上院公聴会が13日開かれ、中国が通信企業や学界、合弁事業を通じて、米国の機密技術や知的財産へのアクセスを図っているといった懸念の声が出席者から相次いだ。
情報特別委員会のバー委員長(共和党)は、海外勢の商業投資や買収に伴って機密性の高い技術が危険にさらされ、米国の学術研究・研究施設に中国のスパイが侵入するリスクに懸念を表明した。
ワーナー副委員長(民主党)は、中国の政府とハイテク企業の密接な関係を憂慮しているとした。
連邦捜査局(FBI)のレイ長官は、個々の企業買収案件にとどまらず、買収や他の事業形態を用いた中国の取り組みを、戦略的に評価する必要性を訴えた。
共和党のコットン議員の質問時間中、華為技術(ファーウェイ)や、中興通訊(ZTE)の製品を使うと答えた情報当局者は皆無だった。
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