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プーチン氏、侵攻停滞でも攻勢強める恐れ=米情報機関トップ

3月8日、ヘインズ米国家情報長官は、ロシアのウクライナ侵攻が失敗したり、国際的な制裁に伴う経済的苦境が強まったとしても、プーチン大統領が身を引く可能性は低く、反対にウクライナへの攻撃をエスカレートさせる恐れがあるとの認識を示した。写真は3月3日、ビデオ形式で安全保障会議に出席するプーチン大統領(2022年 ロイター/Sputnik/Andrey Gorshkov/Kremlin)

[ワシントン 8日 ロイター] - ヘインズ米国家情報長官は8日、ロシアのウクライナ侵攻が停滞したり、国際的な制裁に伴う経済的苦境が強まったとしても、プーチン大統領が思いとどまる可能性は低く、反対にウクライナへの攻撃をエスカレートさせる恐れがあるとの認識を示した。

世界の脅威について議論する下院情報委員会の公聴会で「われわれはプーチン氏がそのような停滞によって抑止される可能性は低く、むしろ(攻撃は)エスカレートする可能性がある」と指摘。緊張が非常に高まっているため、「意図しないエスカレーション」の可能性は常にあると警鐘を鳴らした。

また、ロシアの核態勢については、過去の国際危機の際に把握されたもの以上の変化は見られないとした。

米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は「プーチン氏は今、怒っているし、いら立っていると思う。彼は民間人の犠牲を顧みず、ウクライナ軍を粉砕しようとする可能性が高い」と述べた。

その上で、米国はウクライナと「集中的な情報共有」を行っているとし、CIAと同様、プーチン氏がキエフを占領し、ゼレンスキー政権の代わりに親ロシア派政権を樹立させ得るとは考えていないとの見方を示した。

また、米国防情報局のベリエ長官は、ロシア軍の死者が2000─4000人に上るという情報があるとしたが、「信頼度は低い」とも述べた。

280万人の人口を抱える首都キエフへの基本物資をロシアが遮断しているという情報については、「市民らが備蓄する供給品の具体的な日数は分からない。ただ、供給が絶たれている以上、10日から2週間もすれば危機的な状況になるだろう」と予想した。

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