January 8, 2019 / 7:55 PM / 5 months ago

米大統領、8日夜演説で非常事態宣言は計画せず 壁の必要性強調へ

 1月8日、トランプ米大統領は8日夜に行う国民向けのテレビ演説で、米・メキシコ国境問題を巡り非常権限を発動することは計画していないと、米紙ワシントン・ポストが伝えた。4日撮影(2019年 ロイター/CARLOS BARRIA)

[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日夜に行う国民向けのテレビ演説で、米・メキシコ国境の「危機」解決に向け、国境の壁建設が緊急に必要であることを強調する見通し。

トランプ大統領が壁建設費用として要求した57億ドルを巡り、議会での予算協議は膠着。一部政府機関は2週間以上にわたり閉鎖を余儀なくされている。

トランプ氏は自身の看板政策である壁建設の実現に向け、国家非常事態の宣言を検討する可能性も示唆してきているが、米紙ワシントン・ポストがホワイトハウス高官筋の情報として報じたところによると、この日の演説では、非常権限の発動はない見通し。

ワシントン・ポスト紙は「ホワイトハウス高官によると、トランプ氏は演説で国家非常事態を宣言することは計画していないが、国境の壁建設の重要性を強調する見通しだ」と報じた。[nL3N1Z849I]

コンウェイ大統領顧問も、トランプ氏が演説を非常事態宣言の機会にするのかとの質問に対し、「大統領は非常事態宣言について話しておらず、宣言する可能性も示していない。非常事態宣言についてイエスともノーとも言っていない」と語った。

トランプ氏はしばしば米・メキシコ国境における不法移民を「前例のない危機」と表現し、壁建設の必要性をアピールしているが、2018年度の国境周辺での検挙件数は約40万と、2000年前半の100万件超を大幅に下回っている。

民主党のペロシ下院議長やシューマー上院議員らは大統領の演説後、テレビを通じコメントを発表する構え。

民主党議員らは、国境監視員の増強やテクノロジー拡充などを通じ国境警備を強化する案に支持を示しつつも、国境に安全保障リスクがあるとの政府の主張には賛同しておらず、トランプ大統領が演説で誤解を招く発言をする可能性があると懸念を募らせている。

*内容を追加しました。

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