[ワシントン 7日 ロイター] - 米ホワイトハウスは7日、尹錫悦大統領が4月26日に国賓として米国を訪問すると発表した。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は声明で「今回の訪問は米韓同盟70周年を祝うもので、両国およびインド太平洋地域、そして世界の平和、安定、繁栄を推進するために不可欠だ」と指摘。韓国に対する米国の「揺るぎないコミットメント」を強調するとした。
バイデン政権下では昨年12月のマクロン仏大統領に続き2人目の国賓訪問となる。
韓国大統領府の報道官は、2011年以来の国賓訪米で「歴史的な節目」になるとし、同盟関係は「急速に変化する国際情勢と将来の不確実性に備えて、より大きく進化する」と述べた。
また、会談では共同防衛態勢、拡大抑止、ハイテク、経済安全保障が議題となり、「両国の国民の生命と安全を守る強い同盟」を可能にすると指摘した。
バイデン大統領は昨年11月にカンボジアで尹大統領と会談し、日本を含む3カ国首脳会談を開催。北朝鮮の挑発的行動に対して、3カ国が「かつてないほど連携している」と述べた。
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