[ワシントン 7日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は7日、これまで停滞している台湾との貿易・投資協議について、再開もあり得るとの考えを示唆した。
下院外交問題委員会で、台湾との2者協議の可能性について「通商代表部(USTR)のタイ代表への付託が必要だが、われわれは台湾との協議に関与しており、話し合いが始まるだろう」と述べた。
USTRからのコメントは得られていない。
米シンクタンク、ジャーマン・マーシャル・ファンド(GMF)のボニー・グレーザー氏は、バイデン政権として米台協議を大幅に前進させるかどうかの決断はしていないとみられるが、「政府当局者らはUSTRに協議の開催を働き掛けており、台湾側もできるだけ早くそうしたいと望んでいる」と指摘した。
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