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バイトダンス株主、保有株活用しティックトック取得検討=関係筋

[24日 ロイター] - 北京字節跳動科技(バイトダンス)の一部株主は短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の事業を取得したいと考えており、その資金調達のため、保有するバイトダンス株を活用する計画について協議している。関係筋が明らかにした。

 北京字節跳動科技(バイトダンス)の一部株主は短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の事業を取得したいと考えており、その資金調達のため、保有するバイトダンス株を活用する計画について協議している。関係筋が明らかにした。写真は2019年11月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

トランプ米大統領は個人データの安全性に対する懸念を理由にバイトダンスにティックトックの米事業分離を命じており、バイトダンスは米マイクロソフトMSFT.OやオラクルMSFT.Oなどとティックトックの北米・オーストラリア・ニュージーランドの事業売却について交渉している。

関係筋によると、投資会社ゼネラル・アトランティックなど一部のバイトダンスの株主はティックトックが売却する事業の多くを取得したいとの意向を示している。マイクロソフトとオラクルは少数株を保有する可能性がある。

売却の対象となるティックトックの事業は250億ドルから300億ドルになる可能性があり、株主らは資金調達のために保有するバイトダンスの株式の一部もしくは全てをティックトックの資産と交換することを検討しているという。

ただ、関係筋によると、この計画が実現する可能性は低く、困難な課題に直面している。トランプ政権の高官は米大手企業がティックトックの事業を取得し、ティックトックをバイトダンスから技術的に分離することを期待すると述べている。

関係筋は、この案の実現性が乏しいとしても、同社の選択肢を増やし、ティックトック事業の投げ売りを避ける狙いがあると述べた。

<マイクロソフトへの売却が有力に>

一方、同筋はマイクロソフトが売却先の有力候補であると明らかにした。潤沢な手元資金に加え、バイトダンスや中国の動画投稿アプリ「抖音(douyin)」とは異なるティックトック用のアルゴリズムを設計する技術力を保有していることが理由だ。

マイクロソフトはティックトックの事業買収を9月15日までにまとめたい考えで、ティックトックをバイトダンスから分離する方法を検討していると明らかにした。対米外国投資委員会(CFIUS)が買収合意の実施について長期間にわたって監視することになると述べた。

ティックトックとゼネラル・アトランティックはコメントを控えた。バイトダンス、マイクロソフト、オラクルはコメントの要請に応じていない。

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