[ワシントン 18日 ロイター] - 米英両国は、米国が課した鉄鋼・アルミニウム関税を巡る対立の解消に向けて正式な協議を開始する計画を19日に発表する見通し。計画に詳しい2人の関係者がロイターに明らかにした。
関係筋によると、レモンド米商務長官とトレベリアン英国際貿易相がオンライン形式で会談し、正式な協議開始について発表する。
具体的な協議日程や合意期限についての言及はない見込みという。
米商務省報道官はコメントを控えた。在ワシントン英国大使館の報道官は、ロイターからの問い合わせに応答していない。
鉄鋼とアルミニウムへの関税(税率はそれぞれ25%、10%)は、トランプ米大統領(当時)が2018年3月に国家安全保障を理由に課したもので、米英貿易における主な争点となっている。
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