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北米貿易協定の再調整、「パンドラの箱」開けることに=カナダ外相

 4月4日、カナダのフリーランド外相は、昨年合意した新北米貿易協定を巡り米民主党のペロシ下院議長が懸念を示したことを受け、新たな通商協定への道を開けば「パンドラの箱」を開けることになりかねないと警告した。会見する同外相。昨年8月にワシントンで撮影(2019年 ロイター/CHRIS WATTIE)

[オタワ 4日 ロイター] - カナダのフリーランド外相は4日、米国およびメキシコと昨年合意した新北米貿易協定を巡り米民主党のペロシ下院議長が労働者保護などについて懸念を示したことを受け、新たな通商協定への道を開けば「パンドラの箱」を開けることになりかねないと警告した。

ペロシ氏は今週、米政治メディア「ポリティコ」のインタビューで、北米自由貿易協定(NAFTA)を改定した「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」について、メキシコが労働者の権利を保護する法律を可決しなければ米下院で審議することはできないとの考えを示し、履行に関する条項にも懸念があると指摘した。

ペロシ氏のこの発言について質問された際にフリーランド氏は、USMCAは「極めて集中した交渉で実現にこぎつけた。多くの時間や努力を注ぎ込み、各国が妥協した。パンドラの箱を開けることになりかねない状況に細心の注意を払う必要がある」と述べた。

米民主党議員らは、協定を結ぶにはメキシコの労働者の団結権が保証されなければならないとしているが、そのためにはメキシコで新たな労働法の成立が必要になる。

フリーランド氏は「カナダはやるべきことをやった。各国が批准に向け取り組む番だ」と述べた。

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