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中国、米国産飼料原料への反ダンピング課税を維持

[北京 19日 ロイター] - 中国商務省は19日、米国産トウモロコシ蒸留かす(DDGS)に対する反ダンピング関税と補助金相殺関税を維持すると表明した。

 6月19日、中国商務省は、米国産トウモロコシ蒸留かす(DDGS)に対する反ダンピング関税と補助金相殺関税を維持すると発表した。写真はエタノール製造所でトウモロコシを荷降ろすトラック運転手。2007年12月にアイオワ州ネバダで撮影(2019年 ロイター/Jason Reed)

DDGSはエタノール製造の副産物で飼料の原料となる。

中国政府は4月、米中貿易戦争のさなかに、米国産DDGSに対する反ダンピング課税の見直しを開始。今回、見直しが完了した。[nL3N21X2K3]

商務省は「反ダンピング関税と補助金相殺関税を撤廃すれば、米国産DDGSが大量に流入し、国内生産者に打撃を与える」と表明。

反ダンピング関税の税率を42.2─53.7%、補助金相殺関税の税率を11.2─12%でそれぞれ維持するとした。

来週、大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせてトランプ米大統領と習近平中国国家主席が会談することになり、米中貿易摩擦解消に向けた明るい兆しが見えてきたところでの発表に、一部市場参加者からは戸惑いの声が聞かれる。

中国の大手エタノール・DDGSメーカーの幹部は「結果は予想していたが、発表のタイミングがやや意外だ」と述べた。

米中が貿易問題で合意すれば、DDGSなどの米国産農産品が大量に中国市場に流入することが予想される。

中国国有企業のトレーダーは「中国政府は『われわれは覚悟ができている。そちらが戦争を望むなら、われわれは戦い続けることができる』という姿勢を示した」との見方を示した。

*内容を追加しました。

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