March 4, 2019 / 4:30 PM / 21 days ago

米中、貿易戦争収束に向けた合意間近=ポンペオ国務長官

[ワシントン/北京 4日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は4日、米中両国は貿易戦争収束に向けた合意を間近に控えているとの見解を示した。米中通商協議を巡っては双方から明るい兆しが示されている。

3月4日、ポンペオ米国務長官(写真)は、米中両国は貿易戦争収束に向けた合意を間近に控えているとの見解を示した。フィリピンのマニラ近郊での記者会見で1日撮影(2019年 ロイター/Eloisa Lopez)

ポンペオ長官はアイオワ州のラジオやテレビ局の一連のインタビューで、米中の貿易をより公平にし、大豆などアイオワ州の農産物に対する中国の報復関税を取り除くため、今後数週間に合意できることに期待を示した。

アイオワ州デモインのKCCIテレビに対し「われわれは問題を是正して貿易を公平で互恵的にしようとしている。まさにそれを成し遂げようとしているところだと思う。関税がすべて撤廃されることに期待する」と語った。

米経済諮問委員会(CEA)のハセット委員長も4日、中国との通商交渉で大きな進展がみられ、合意は可能との認識を示した。

同委員長はフォックス・ビジネス・ネットワークとのインタビューで「ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は協議を大きく前進させたようで、合意にたどり着く可能性はある」と語った。

その上で、「近くゴールできると誰もが期待している。市場でもそうした期待が出ている」と述べた。ただ合意に向け、詳細については現在も交渉が続いているとした。

中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の張業遂報道官は4日、記者会見し、通商協議で中国と米国が得たこれまでの「重要な進展」は両国や世界中で「歓迎」されていると述べた。

トランプ大統領は、中国との貿易交渉が進展しているとし、農産品に対する全ての関税をすぐに撤廃するよう中国に要請。「通商協議がうまく進んでいることから、中国に対して全ての農産品(牛肉と豚肉を含む)への関税を撤廃するよう求めた」とツイッターに投稿した。また、2000億ドル相当の中国製品に対する制裁関税の引き上げを延期すると明らかにした。

こうした中、 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は3日、米中両政府間の通商協議が進展したことを踏まえると、トランプ大統領と中国の習近平国家主席が3月27日ごろに首脳会談を開き、正式に通商合意を結ぶ可能性があると報じている。

ただ関係筋によると、中国による公約履行を確実にする方法について双方にはまだ合意に向けた課題が多く残っているという。この問題で合意できなければ、協議は依然として決裂する可能性がある。

米中ビジネス協議会のシニアバイスプレジデント、エリン・エニス氏は「かなり進展していると聞いているが、履行を巡る問題が最大の課題だ」と指摘した。

*見出しと内容を更新します。

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