November 8, 2018 / 2:37 AM / 5 days ago

米との対話通じた問題解決望む、中国の立場尊重も=習主席

[上海 8日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は8日、中国は米国との問題を対話を通じて解決することを望んでいるが、発展の道筋に関する中国の選択やその利益を米国は尊重する必要があるとの見解を示した。

 11月8日、中国の習近平国家主席(写真)は、中国は米国との問題を対話を通じて解決することを望んでいるが、発展の道筋に関する中国の選択やその利益を米国は尊重する必要があるとの見解を示した。上海で5日代表撮影(2018年 ロイター)

国営新華社によると、習主席はキッシンジャー元米国務長官と北京で会談し、トランプ米大統領とアルゼンチンで「深い意見交換」を行う考えを示した。

米中首脳はアルゼンチンで今月末に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて会談を予定している。

習主席は、米中は互いの戦略的意図を正しく認識する必要があるとし、中国は対話を通じた問題解決を望んでいるが、発展の道筋に関する中国の選択や正当な利益を米国は尊重する必要があると強調した。

「米国で中国に関するネガティブな見解が強まっている」ことに注意を払うべきだとも述べた。

王毅国務委員兼外相もこの日キッシンジャー氏と会談し、両国が貿易を巡る対立を確実に解消できるとの考えを示した。

中国外務省によると、王氏は「現在の米中の経済・貿易を巡る対立は、公平な対話を通じて適切に解決されるべきで、それは可能だと確信している」と述べた。

また、王氏は記者団に対し、習主席とトランプ大統領が前週の電話会談で米中関係の健全かつ安定的な発展について一致したと明らかにした。

アルゼンチンでの首脳会談については「両国が相違に効果的に対応し、現実的な形で問題を解決する上で非常に重要になる」との認識を示した。

その上で、中国は会談に向けて、障害を取り除くとともに信頼を構築し、万全の準備を整える用意があると表明。首脳会談が「米中関係の将来に道筋をつける一助になるとわれわれは信じている」と述べた。

問題が複雑であればあるほど、双方が「冷静さ」を保つことが重要になるとも指摘した。

習主席とトランプ大統領の電話会談以来、米中関係にはG20首脳会議に向けて改善の兆しがみられる。

両国は9日にワシントンで高官級の外交・安保対話を行う予定で、米国からはポンペオ国務長官とマティス国防長官が、中国側は楊潔チ・共産党政治局員と魏鳳和国防相が出席する。[nL4N1XG6X8]

中国外務省が8日発表した声明によると、楊氏は外交・安保対話を前にワシントンでボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と会談し、米中は「アルゼンチンでの会談で立場の相違に適切に対応し、前向きな結果を得るよう慎重に準備を行う」必要があるとの考えを伝えた。

また「中国は非対立的で摩擦がなく、互いを尊重する協力の実現に尽力する用意がある」とし、こうした協力関係では双方が勝者になるとの見方を示した。

その上で「両国は公平で相互の利益になる交渉を通じて適切な解決策を見いだす必要がある」とし、米中の通商・経済関係の本質は互恵的だと強調した。

*内容を追加します。

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