February 7, 2019 / 6:33 PM / 5 months ago

米中首脳会談、通商協議期限の3月1日までに計画なし=トランプ大統領

[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスで、中国との通商協議の期限である3月1日までに習近平国家主席と会談する計画はないことを確認した。

 2月7日、トランプ米大統領は中国との通商協議の期限である3月1日までに習近平国家主席と会談する計画はないことを確認した。ワシントンで撮影(2019年 ロイター/Leah Millis)

期限前に会談を行うかとの質問に対し、トランプ大統領は「行わない」と答えた。会談が来月ごろに行われるかとの問いには「まだ行われないかもしれない。時期尚早だろう」と応じた。

これに先立ち、米政府高官や関係筋は米中首脳が3月1日までに会談する公算は小さいと語っていた。

トランプ大統領はこれまで、包括的な通商合意を目指し習国家主席と近く会談する考えを示していた。

関係筋によると、トランプ大統領の側近は、争点である知的財産権の問題で両国の間に依然隔たりがある現段階で会談に応じれば、早期の合意に対する根拠のない期待が高まる恐れがあることに懸念を示したという。

この関係筋は「合意に達しなかった場合の市場の下振れリスクについて特に懸念が示された」と語った。

大統領は今月末にベトナムで北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談を行う予定で、アジア訪問中に習主席とも会談するとの見方があった。

米中通商協議は来週、北京で再開する見通しとなっており、米国からはムニューシン財務長官やライトハイザー通商代表部(USTR)代表らが出席する。米政権当局者によると、財務長官とUSTR代表は11日に出発予定で、協議での「さらなる成功を望んでいる」という。

トランプ大統領は3月2日0501GMTまでに米中通商協議が妥結しない場合、2000億ドル相当の中国からの輸入品に対する関税を現行の10%から25%に引き上げる方針。

カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は記者団に対し、「トランプ大統領は、習国家主席といずれ会談すると話しているが、現段階ではかなり先の話となる」と語った。

同ニュースを受け、3月1日までに米中が合意に達するとの期待が後退し、米株価は下落。S&P総合500.SPXは0.93%安で引け、終値ベースで2週間ぶりの大幅安となった。米債市場では国債への逃避買いが膨らみ、指標10年債利回りUS10YT=RRは2.66%と、約1週間ぶりの水準に低下した。

オークブルック・インベストメンツのピーター・ジャンコブスキ氏は、1月は通商交渉を巡る楽観的な見方が市場の支えとなっていたことから、相場が今後弱含む可能性があると指摘した。

*内容を追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below