February 5, 2019 / 12:53 AM / 12 days ago

WTO規定、中国の通商慣行是正のための議論は無駄=USTR

[ワシントン 4日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)は4日、中国の「重商主義的な(mercantilist)」通商慣行是正に向けて世界貿易機関(WTO)規定の変更を議論することは無駄な行為だとの見解を示した。

USTRは、中国のWTO規定の順守状況に関する年次報告書を議会に提出。経済・通商分野における中国の現在の姿勢を有意義な方法で制限するWTOの新規定の協議について、成功すると期待することは非現実的だとの見方を示した。

日本やカナダ、欧州連合(EU)などは、WTO規定変更についての議論を開始しているが、変更には164の加盟国全ての合意が必要で、難航している。

USTRは、中国の通商慣行と経済システムの変更に焦点を当てた新たな指針に中国が合意する可能性は極めて低いと指摘した。

米国は、WTOの現行規定の順守や、米国の労働者や企業、農家および牧場経営者への打撃となる不公平で市場をゆがめる通商慣行について、中国に対して責任を課す方針だと説明。

中国が経済と通商における姿勢を変えない限り、中国の非市場型経済システムがもたらすコストを米国でなく中国が負担することを確実にするため、適切な全ての措置を講じると表明した。

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