August 7, 2019 / 4:50 PM / 4 months ago

対中強硬姿勢、いずれ米経済への恩恵に=トランプ大統領

[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、中国に対する強硬なスタンスはいずれ米経済に恩恵をもたらすとの見解を示した。

しかし、中国がレアアース(希土類)を通商交渉の切り札にする可能性を示唆する中、米中の対立が悪化する兆しは鮮明となっている。

トランプ大統領が先週、対中追加関税第4弾の発動を警告し、中国は約10年ぶりの人民元安を容認。米政府はこれに対し中国を通貨操作国に認定するなど、米中貿易摩擦を巡る状況は急速に悪化し、世界の金融市場は大荒れとなった。

世界の景気減速懸念が強まり、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げを実施するとの観測が高まる中、米30年債利回りは過去最低付近に沈んだ。

トランプ大統領は記者団に対し、市場の反応は想定内としつつも、米経済の力強さを引き続き確信しているとし、「市場はいずれ史上最高の水準に到達するだろう。中国は米国にとっていかりのようなものだったからだ」と指摘。「中国との不公正な通商合意は米国に大きな打撃を与えた」とも述べた。

米ホワイトハウス高官らは、中国の通商交渉団が米国を訪れ、対中関税第4弾は回避される可能性があるという見方をなお示しているものの、ゴールドマン・サックスは前日、米大統領選が行われる来年11月前に米中が通商合意に達することはないとの見通しを示した。

7日までに金融市場は一定の落ち着きを取り戻しつつあるものの、中国がレアアースを交渉の駆け引きに用いる可能性が台頭する中、米中の対立は予断を許さない状況となっている。

中国のレアアース業界団体、中国稀土行業協会はこの日、対米貿易摩擦の高まりを受けた中国政府による対抗措置を支持するとし、米国の対応を「いじめ」と非難した。

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