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中国、米中首脳会談を高く評価 新たな詳細は示さず

 12月6日、中国の王毅国務委員兼外相(写真)は、前週1日にアルゼンチンで行われた習近平国家主席とトランプ米大統領との会談は「友好的かつ率直」で、両国間の貿易摩擦の激化回避につながるとの見解を明らかにした。9月にドミニカで撮影(2018年 ロイター/Ricardo Rojas)

[北京 6日 ロイター] - 中国の王毅国務委員兼外相は6日、前週1日にアルゼンチンで行われた習近平国家主席とトランプ米大統領との会談は「友好的かつ率直」で、両国間の貿易摩擦の激化回避につながるとの見解を明らかにした。

王毅国務委員は声明で、貿易摩擦に関する協議は極めて前向きで建設的だったとし、両国による合意に向け貢献したと述べた。ただ、合意事項について新たな詳細は明らかにしなかった。

両首脳はこの会談で、貿易戦争の「一時休戦」で合意した。

声明は、「米中関係を協調、協力、安定に基づいてともに推進し、さらなる成果を上げるために両国のさまざまな分野で交流と協力を促進することについて双方が合意した」と説明。

「経済・通商問題に関する両国間の協議は極めて前向きで建設的に行われ、原則に基づく合意に達した」とした上で、合意には貿易摩擦の波及防止や諸問題の解決に向けた対話の再開、世界経済に資する協力との共通目標が含まれたとした。

「これら全てが中国の正当な国益を守るのに役立つだけでなく、米国の国益とも合致する。さらに、国際社会の期待にも沿っている」と続けた。

王氏は、米中両国の共通利益は相違点よりも大きく、協力は摩擦を上回るべきだという点が今後証明されることになると主張した。

*内容を追加しました。

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