[ワシントン 6日 ロイター] - カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は6日、米中貿易摩擦が今後数年続く可能性があるとの認識を示した。
カドロー氏は、貿易や知的財産を巡る米中協議が1年半続いていることについて「交渉の規模と範囲、世界的な重要性を踏まえれば、1年半という期間はそれほど長いとは思わない」と発言。
「非常に重大な問題であり、適切に対応する必要がある。10年かかるなら、それで構わない」とし、冷戦が長期化した例を挙げた。
ホワイトハウス前で記者団に述べた。
カドロー氏はトランプ政権が9月と10月に行う中国との通商協議で「早期」の結果を望んでいるとも語った。
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