February 1, 2019 / 4:04 PM / 15 days ago

米中通商協議は「良好な雰囲気」、なお多くの課題=NEC委員長

[ワシントン 1日 ロイター] - カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は1日、前日終了した米中通商協議が良好な雰囲気だったとしつつも、なお多くの課題が残されていると語った。こうした中、中国は確約通り、米国産大豆を最低100万トンを購入したことが明らかになった。

カドロー委員長はフォックス・ビジネス・ネットワークに対し、通商協議は「良好な雰囲気の中進められ」、技術移転の問題を中心にこれまで以上に多くの詳細を巡り幅広い討議が行われたことを明らかにした。

同時に、同委員長はブルームバーグテレビに対し「まだ書面にする用意は整っていない」とし、「なお多くの厳しい課題が山積している」と語った。

中国の劉鶴副首相は前日、米国産大豆の輸入を速やかに拡大することをトランプ大統領に新たに確約。ホワイトハウス当局者はその後、輸入の規模が計500万トンであることを明かした。トランプ大統領も包括的な通商合意を目指し習近平国家主席と近く会談すると述べ、前向きな考えを示した。

ただ、関係筋によると、中国交渉団は知的財産権や技術移転を巡る構造的問題について前向きに協議したものの、新たな提案は何ら示さなかった。

農業産業の専門家は、中国による大豆購入の継続は「誠意を意味するのだろうが、(より大きな問題を巡り)中国側から何らかの提案があったとは聞いていない」と語った。

米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)のスコット・ケネディー氏は、トランプ大統領の示した通商交渉を巡る明るいコメントについて「実際に交渉されたことや合意したことを反映しているとは考えていない」とし、「米通商代表部(USTR)は依然交渉に取り組んでいる」と指摘した。

ライトハイザーUSTR代表は31日に記者団に対し、トランプ大統領が米国の懸念に対応する取引で中国の習近平国家主席と合意できると確信していると述べた。

ただ、習主席との会談実現にはさらなる進展が必要になるとも指摘。「それまでに進展が得られなければ完了できないだろう」と話した。一方で「しかし進展があり、大統領が合意に十分近付いたと判断すれば、大統領は首脳会談の開催を望むだろう」との見方を示した。

同代表はまた「協議が脱線しなかったことは大きい」とした上で、「合意が実現するかどうかは分からない」と述べた。

*内容を追加します。

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