May 10, 2019 / 1:31 AM / 16 days ago

米関税引き上げ、中国GDP0.3%ポイント押し下げも=人民銀幹部

[上海 10日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の馬駿金融政策委員は10日、米国が計画する2000億ドル相当の中国製品への関税引き上げは中国の国内総生産(GDP)を0.3%ポイント押し下げる可能性があるとの見解を示した。その上で、中国経済は改善しつつあり、外的ショックへの底堅さを増していると指摘した。

馬氏の発言は人民銀が発行する金融時報に掲載された。

中国の劉鶴副首相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表、ムニューシン米財務長官は9─10日にワシントンで通商協議を行う。

馬氏は米国が関税を引き上げれば、中国も対抗措置を取るとし、「このシナリオでは中国GDPを0.3%ポイント程度押し下げるマイナスの影響が見込まれるが、管理可能な範囲内だ」と語った。

中国株式市場についても、貿易戦争の勃発を受けた昨年の急落のような事態にはならない見込みだとし、以前は貿易摩擦による実際の影響を判断できず、景気減速を巡る懸念から市場は過剰反応する傾向があったと指摘した。

「中国の実体経済の状況はここ数カ月間に大幅に改善した。現在のマクロ経済状況と政策環境が新たな外的ショックへの市場の耐性向上に寄与する見込みだ」と述べた。

また人民銀は現在の国内外の不透明感に対処する十分な金融政策手段を有しており、国内の経済状況の変化に応じて政策の微調整を目指すとした。

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