[13日 ロイター] - 米商務省は13日、中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)に対する製品販売を禁止する米企業への措置を解除した。これを受け、ZTEは事業を再開できることになる。
同省はZTEとの6月の合意に基づき、ZTEが10億ドルの罰金や4億ドルの預託金の支払えば、制裁を解除するとしていた。また、同社は取締役会のメンバーなどを刷新した。
ロス商務長官は声明で、「ZTEへの禁止措置は解除するが、引き続き注意深く同社の動向を監視し、米国の法律や規制の順守を確実にする」と述べ、今回の処分が類似するケースでは最も厳しい内容であると指摘した。
ZTEからのコメントは得られていない。
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