[1日 ロイター] - 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]は、米グーグルの携帯端末用基本ソフト(OS)「アンドロイド」の使用を再開できるかどうかに関して米商務省からの指針を待っている。同社のリスク管理・パートナーリレーションズ担当副社長、ティム・ダンクス氏が1日、明らかにした。
同氏は、アンドロイドの利用に関する記者からの質問に対し、「われわれはファーウェイに関するトランプ米大統領の週末の発言を確認し、商務省からの指針を待つ方針だ。現時点でこれ以上述べることはない」と語った。
トランプ大統領は前週末に大阪で行われた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の際にファーウェイに対する禁輸措置を緩和する方針を表明した。
ただ商務省は、この方針がファーウェイのアンドロイド利用を対象にしているかどうかを明確にしていない。
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