[ブリュッセル 1日 ロイター] - 欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当)は、米鉄鋼・アルミニウム輸入関税の発動を受け、対米通商交渉の扉は当面閉ざされたとの認識を示した。
記者会見で発言した。欧州連合(EU)は、世界貿易機関(WTO)の紛争処理手続きに着手した。マルムストローム氏は、対応しなければ受け入れることと同じとし、米自動車関税の行方も強く懸念するとした。
貿易戦争に突入していないが、非常に困難な状況と指摘した。
EUはまた、域内企業の特許権侵害の疑いで、WTOへ中国を相手取った訴えを起こしたことも明らかにした。
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