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メキシコ、NAFTA巡り米をけん制 交渉で「訪中をてこに」
2017年5月11日 / 23:08 / 7ヶ月前

メキシコ、NAFTA巡り米をけん制 交渉で「訪中をてこに」

[メキシコ市 11日 ロイター] - メキシコのグアハルド経済相は11日、同国の当局者が9月に予定して中国訪問について、米国が北米自由協定(NAFTA)から離脱したとしても他の輸出先があることを示すものだと述べ、トランプ米大統領をけん制した。

 5月11日、メキシコのグアハルド経済相(写真)は同国の当局者が9月に予定して中国訪問について、米国が北米自由協定(NAFTA)から離脱したとしても他の輸出先があることを示すものだと述べ、トランプ米大統領をけん制した。8日撮影(2017年 ロイター/Edgard Garrido)

同経済相は産業界のイベントで貿易に関する質問に対し「訪中を戦略的なてことして使う」と述べ、「メキシコには多くの選択肢があるというシグナルを送るものだ」との見方を示した。

また、米国とメキシコの間の貿易赤字を減らすためには両国間の取引を制限するのではなく、拡大することが鍵になると指摘した。

訪中に関する詳細は明らかにしなかった。

北京のメキシコ外交官はロイターに対し、グアハルド氏の発言は厦門で開かれる中国国際投資貿易商談会に言及したものだと述べた。

グアハルド経済相は、ブラジルとアルゼンチンからの穀物輸入のコストを下げる一方、両国の製造業市場へのメキシコのアクセスを促すため、両国との特恵関税の大幅拡大にも取り組んでいると表明。こうした取り組みにより、米国がNAFTAから離脱するという「最悪のシナリオ」に伴う影響を和らげ、交渉での立場を強化することができると述べた。

NAFTA見直しについては、競争力を損なうことなく北米製品の原材料の域内調達を拡大できるか検討する必要性を認めながら、関税引き上げは「問題外」とし、「NAFTA再交渉の前提条件は過去に逆戻りしないことだ」と強調した。

その上で、仮に米国がNAFTAから離脱したとしても、同協定の終わりを意味するわけではなく、メキシコとカナダの間の枠組みとすることができるとした。

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