July 12, 2018 / 7:52 AM / 8 days ago

貿易戦争、米輸送インフラの成長に悪影響の恐れ=フィッチ

[シカゴ 11日 ロイター] - 格付会社フィッチ・レーティングスは11日、米国と海外との貿易戦争がエスカレートして経済成長の鈍化やリセッションにつながった場合、米国の空港、有料道路、港湾の成長も悪影響を被るとの見方を示した。

 7月11日、格付会社フィッチ・レーティングスは、米国と海外との貿易戦争がエスカレートして経済成長の鈍化やリセッションにつながった場合、米国の空港、有料道路、港湾の成長も悪影響を被るとの見方を示した。写真は南カリフォルニアの港で10日撮影(2018年 ロイター/Randall Hill)

主要な格付会社の間では、米国による関税や報復措置により、国全体や、国際貿易に依存度する地方の経済が打撃を受けるとの懸念が強まっている。

フィッチは最新のリポートで、自動車関税は、債券による調達資金を財源とする米運輸セクターにとって懸念材料になると指摘。同社アナリストのスコット・モンロー氏は発表文で「関税の影響で自動車購入費用が大幅に増加すれば、ドライバーへの増税のような形となり、自動車による輸送費用が増大し、需要の減少につながる可能性がある」と述べた。

フィッチは、幅広い経済成長や失業率の低下、合理的なガスの価格が関税による影響を和らげるかもしれないと指摘した。

一方、アジア貿易への依存度の高い施設は関税による影響が出るかもしれないが、現段階で米国の港湾は貿易問題による影響を受けていないと指摘。同社のアナリスト、エマ・グリフィス氏は「投資家はインフラ資産に流入する安定的な資金を求めており、ターミナル資産への関心を強めている」と述べた。

同社アナリストのセス・リーマン氏は空港施設について、航空貨物は事業の一部に過ぎないものの、大規模な国際貨物を扱っている施設にとっては貿易戦争が懸念材料となる危険があると指摘。「空港セクターに貿易問題による影響が出るまでには時間を要する」との見方を示した。

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