[ワシントン 11日 ロイター] - ハリス米副大統領は11日、世界貿易機関(WTO)のオコンジョイウェアラ事務局長と電話会談し、WTO改革の必要性や、世界経済の加速に協力して取り組む方針で一致した。ホワイトハウスが発表した。
ハリス氏は、オコンジョイウェアラ氏への強い支持を表明した。
ホワイトハウスの声明によると、両氏は「新型コロナウイルスや気候変動による経済、健康面の影響に対処するとともに、世界のサプライチェーンの強さを優先すべく協力することを確約」した。
公平性と経済成長の促進に貿易を活用することの重要性に加え、生活水準や労働者の権利、人権、勤労家計の福祉の向上が政策決定において果たすべき役割についても一致した。
また、ハリス副大統領は「成長の原動力としての医療・技術への投資と持続可能な開発推進が米国にとって優先事項だと強調」した。
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