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米20年債入札に注目集まる、一段の金利高への警戒強く

[15日 ロイター] - 米長期金利上昇への警戒が強い中、16日実施の米20年債入札(発行予定額240億ドル)に注目が集まる。比較的強い需要が見込まれているが、弱い結果となれば一段の金利高を招く可能性があり、低利の資金調達が成長の原動力となっているハイテク株に悪影響を与えかねない。

カンター・フィッツジェラルドの金利担当ストラテジスト、ジャスティン・レデラー氏は「最終投資家のしっかりとした需要があるが、最近は入札の注目度がいつもよりやや高い」と指摘。国債価格はまだ底を打っていないようだとした。

米10年債利回りは先週末に1.642%まで上昇し、2020年2月以来の高水準を付けた。前週に成立した1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策の財源確保に向けた国債増発の思惑やコロナワクチン接種加速による景気回復への期待が背景にある。

20年債利回りは2.319%と、財務省が2020年5月に20年債の発行を再開して以来の高水準となった。

DRWトレーディングの市場ストラテジスト、ロウ・ブライエン氏によると、先週の10年債と30年債の入札結果は、2月の7年債と20年債の弱い結果を踏まえると、「まずまずだった」という。

「まだ高インフレの状況ではないが、期待インフレ値は上昇しつつあるため、一部の入札を多少難しくしている」と述べた。

18日実施の130億ドルの10年物インフレ指数連動債(TIPS)の入札については、期待インフレ値が高ければ好調な結果になるだろうと予想した。

前日の17日には連邦公開市場委員会(FOMC)の声明が発表され、パウエルFRB議長の会見が開かれる。

ブライエン氏は「パウエル氏は今年のインフレ高進の可能性については懸念していないとの立場を改めて示すだろう。実際にそう発言し、市場に聞き入れられた場合は(TIPS入札)はそれほど順調にならない可能性もある」とした。

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