December 25, 2018 / 2:05 AM / 7 months ago

情報BOX:市場動揺を協議、米国「急落阻止チーム」とは何か

[ワシントン 24日 ロイター] - トランプ米政権は24日、金融市場の動揺について協議するため、米規制当局と大手金融機関との電話会議を実施した。ムニューシン財務長官が電話会議の座長を務め、大統領直属の金融市場に関する作業グループ、別名「急落阻止チーム(Plunge Protection Team)」と金融機関が協議した。

 12月24日、金融市場の動揺について協議するため、ムニューシン米財務長官(写真)が電話会議の座長を務め、大統領直属の金融市場に関する作業グループ、別名「急落阻止チーム(Plunge Protection Team)」と金融機関が協議した。ワシントンで3日撮影(2018年 ロイター/Leah Millis)

同チームについての情報を以下にまとめた。

◎急落阻止チームというものが存在するのか

存在するが、米金融市場のパニックだけが対象というわけではない。発足は1988年3月で、米株が暴落した87年10月の「ブラックマンデー」の原因を解明するのが目的だった。当時のレーガン大統領が、金融市場を落ち着かせる方法を見出すために設立した。

2008年の世界金融危機の際にも召集され、銀行規制と住宅ローン貸し出しの規則の見直しについて提言した。しかし会議を開くのは危機時だけではない。1999年には、デリバティブ市場関連法の改革を議会に要請する報告書を出した。

◎なぜ今、会議なのか

金融市場は危機には陥っていないが、最近非常に不振が続いていた。S&P総合500種株価指数は今月、大恐慌以来で最悪の下げ率を記録しそうな勢いだ。

◎当局側の出席者は

ムニューシン財務長官が座長を務めた。パウエル連邦準備理事会(FRB)議長のほか、証券取引委員会(SEC)、商品先物取引委員会(CFTC)の委員長、通貨監督庁(OCC)、連邦預金保険公社(FDIC)のトップも出席した。

◎金融市場はなぜ荒れているのか

減税効果の消滅と3年にわたる利上げにより、米経済が減速すると投資家は考えている。世界経済の減速も米経済の重しとなっている。

トランプ大統領が水面下でパウエル議長の解任を話し合っているとの報道にも、市場は神経を尖らせた。FRBがインフレ阻止の責務を果たす上で、FRBの独立性は不可欠と考えられている。

さらには一部の米政府機関が22日から閉鎖されている。

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