[6日 ロイター] - イエレン米財務長官は、バイデン大統領の4兆ドルの支出計画について、物価を押し上げ、金利上昇を招くとしても、米国にとって好ましいとの見方を示した。6日に行われたブルームバーグ・ニュースとのインタビューで語った。
イエレン氏は「若干高い金利環境を招く結果となっても、社会的観点や、米連邦準備理事会(FRB)の視点で見るとプラスになる」と述べた。
「われわれは過度に低いインフレ率および金利と既に10年間も闘ってきた」と述べ、正常な金利環境に「戻ることを望む」と続けた。「これが状況の多少の改善につながるなら、悪いことではなく、良いことだ」と語った。
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