[ワシントン 4日 ロイター] - ロス米商務長官は4日、自動車メーカーに対する関税の目的は米国内における自動車生産の拡大を推し進めることであり、関税のタイミングは現在進めている交渉の成果次第との見方を示した。
ロス長官はCNBCとのインタビューで「自動車や自動車部品における貿易赤字と対中貿易赤字が修正されない限り、目的達成にならない」と指摘。「これら全てのタイミングは、交渉で何が起きるかによって大きく左右されるだろう」とした上で、「状況は非常に複雑だが、われわれは非常に慎重かつ秩序だったペースで進めている」と述べた。
欧州の自動車に25%の関税を課すかどうかの商務省の分析に関する質問には、調査報告書が通常のレビューを受けていると答えた。
ロス長官はまた、米国内で多くの電気自動車の生産を維持することが重要だと語った。