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トランプ氏、意図的にコロナリスク軽視か 著名記者が内幕本で指摘

[ワシントン 9日 ロイター] - トランプ米大統領が新型コロナウイルスの致死性や伝染性を今年2月時点で認識していたにもかかわらず、混乱を回避するために国民に正しい情報を伝えていなかったことが、著名ジャーナリストのボブ・ウッドワード氏が新著「Rage(怒り)」のために行ったインタビューで明らかになった。

CNNが入手したインタビューの録音によると、トランプ氏は国家非常事態を宣言した数日後に当たる3月19日に行われたウッドワード氏とのインタビューで、新型コロナについて「私は常に事態が深刻でないように思わせたかった。今でもそうする方が良いと思っている。パニックを引き起こしたくないからだ」と発言。新型コロナが高齢者だけではなく、多くの若年層にも感染するという「驚愕の事実」が見つかったとも述べた。

ホワイトハウスは9日、トランプ大統領が新型コロナについて意図的に米国民を欺いたとの指摘を否定。マクナニー大統領報道官は記者会見で「大統領がウイルスを軽視することは絶対にない。大統領は早期に対応策を講じていた」と強調した。

一方、2月7日に行われたインタビューで、トランプ氏は「新型コロナは空気感染する」と言及。「非常に用心しなければならず、かなり細心の注意を要する。活発なインフルエンザよりも致死性は高い」と語っていた。

このインタビューの1週間後、トランプ氏はホワイトハウスの記者会見で、米国の感染者数は「数日以内にゼロ近くまで減少する」と述べていた。

11月の米大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領は9日、ミシガン州での講演で、トランプ大統領が新型コロナの致死性について故意にうそをついたことは「職務怠慢」であり、国民に対する裏切りだと非難した。

ウッドワード氏は9月15日に発売される新著の執筆に当たり、トランプ氏へのインタビューを18回実施したという。

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