February 26, 2019 / 9:29 PM / 22 days ago

米下院、非常事態宣言無効化の決議案可決

 2月26日、米議会下院は、トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設費を確保するために発令した国家非常事態宣言を無効化する決議案の採決を行い、賛成245票、反対182票の賛成多数で可決した。写真は米議会議事堂。1月にワシントンで撮影(2019年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 26日 ロイター] - 米議会下院は26日、トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設費を確保するために発令した国家非常事態宣言を無効化する決議案の採決を行い、賛成245票、反対182票の賛成多数で可決した。

共和党から賛成に回った議員の数は13人にとどまった。今後は共和党が多数派を占める上院で採決されることになる。上院の通過は難しいとみられているが、可能性は高まっているもよう。

上院指導部メンバーであるジョン・バラッソ共和党議員は下院での採決に先立ち行われた米MSNBCのインタビューで、決議案は「現実として上院を通過するかもしれない」と述べた。

マコネル上院院内総務は、共和党の上院議員らとペンス副大統領による非公開の会合後、上院での採決の結果やトランプ大統領が決議案に対して拒否権を行使した場合に上院で覆せるかどうかについて見通しを示すことを拒んだ。

同氏は、会合では「活発な議論」を行ったと述べた。また、自身として、非常事態宣言が合法かどうかについて「完全な結論には至っていない」とした。

一方、ホワイトハウスは議会に対し、決議案が議会を通過した場合はトランプ大統領の顧問らが拒否権の行使を助言することになると正式に通知した。

ホワイトハウスは声明で「南部の国境では現在、人道的および安全保障上の危機が発生し、国家安全保障上の中心的な利益を脅かし、国家非常事態をもたらしている」とした。

トランプ大統領が拒否権を行使した場合は、大統領就任後初めてとなる。大統領の拒否権を議会が覆すには、上下両院それぞれが3分の2以上で決議案を再可決する必要があり、議員らによると、再可決の公算は極めて小さい。

*内容を追加しました。

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