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米大統領選妨害疑惑で一部証人に偽証の疑い=特別大陪審

 2月16日、トランプ前米大統領らによる南部ジョージア州での大統領選妨害疑惑を巡り公開された特別大陪審の報告書(抜粋)によると、特別大陪審は一部の証人に偽証の疑いがあるとして検察に起訴するよう勧告した。サウスカロライナ州フローレンスで2022年3月撮影(2023年 ロイター/Randall Hill)

[16日 ロイター] - トランプ前米大統領らによる南部ジョージア州での大統領選妨害疑惑を巡り16日公開された特別大陪審の報告書(抜粋)によると、特別大陪審は一部の証人に偽証の疑いがあるとして検察に起訴するよう勧告した。

報告書は「特別大陪審員の過半数は、1人以上の証人が同陪審での証言で偽証を行ったと考えている」と説明、検察は偽証罪の適用を検討すべきだと訴えた。

ただ偽証の疑いのある証人の氏名は明らかにしていない。

特別大陪審には75人が証人として証言。この中にはトランプ氏の弁護士を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長や共和党有力者のグラム上院議員、ジョージア州のケンプ知事が含まれている。

グラム氏はロイターに「自分の証言内容を確信している」と語った。

ジョージア州の検察は、トランプ氏が大統領選の結果を覆すために自身の票を「見つけろ」と電話で州務長官を脅したとされる選挙妨害の疑いなどで2021年1月に捜査を開始した。

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