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情報BOX:トランプ米大統領の主要な演説テーマ
2017年3月1日 / 04:53 / 9ヶ月前

情報BOX:トランプ米大統領の主要な演説テーマ

[28日 ロイター] - トランプ米大統領は28日、上下両院合同会議で演説し、幅広い移民制度改革に言及したほか、中間層向けの大幅な税負担軽減を打ち出した。

 2月28日、トランプ米大統領は、上下両院合同会議で演説し、幅広い移民制度改革に言及したほか、中間層向けの大幅な税負担軽減を打ち出した(2017年 ロイター/Jim Lo Scalzo)

演説の主要なテーマは以下の通り。

<移民制度改革>

「われわれに危害を与えようとする者を入国させない」とし、近く新たな措置を打ち出すと表明。審査手続きの改善に取り組んできたと強調した。2001年9月の同時多発攻撃以来、テロ関連事件で起訴された大部分が米国以外の出身だとし、「米国を過激派の聖域にするべきではない」と述べた。

また、非熟練労働者の移民受け入れをやめ、能力に基づいた制度を採用すべきと指摘。共和党と民主党は、雇用や賃金の改善、安全保障の強化に注力する限り、移民制度改革で協力できるとした。

メキシコ国境の壁建設については、間もなく開始すると主張。選挙期間中や就任直後は建設費用をメキシコに支払わせると述べていたが、演説ではその点に言及しなかった。

<ヘルスケア改革>

医療保険改革法(オバマケア)を廃止し、別な制度に置き換えるよう議会に要請。新制度では、ヘルスケアのコストを押し下げ、持病を抱えている人でも保険に加入しやすい仕組みにすべきとの考えを示した。

保険に加入する人向けの税額控除や、医療貯蓄口座(HSA)の拡大を提案した。また、保険料の上昇につながりかねない、不必要なコストから患者や医師を保護するような法律上の改革も必要だと主張した。

<税金>

米企業の世界的な競争力強化に向け、法人税を引き下げる「歴史的な」改革を表明した。中間層向けには税負担の「大幅な」軽減を約束した。税制改革の新たな詳細は示さず、国境調整税にも言及しなかった。

<インフラ>

1兆ドル規模のインフラ投資に関する法案可決を議会に要請する考えを表明。財源は官民双方から確保し、「米国製品の購入(Buy American)」と「米国人の雇用(Hire American)」を指針とすると説明した。

<国防費・外交政策>

軍の立て直しに向け、歴史的規模の国防費増額を議会に求めると表明。

イスラム圏の国も含め、同盟国と協力して過激派組織「イスラム国(IS)」の打倒に取り組む決意を示した。

北大西洋条約機構(NATO)への支持を約束したが、他の加盟国は費用負担の責任を果たす必要があるとあらためて強調。

イスラエルとの「壊れることのない同盟」関係も再確認した。

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