December 3, 2019 / 9:27 PM / 10 days ago

米下院委、弾劾調査報告書を公表 トランプ氏が権力乱用と批判

[ワシントン 3日 ロイター] - 米下院情報特別委員会は3日、ウクライナ疑惑を巡るトランプ大統領の弾劾調査報告書を公表した。下院多数派の民主党は、トランプ氏が来年の大統領選再選を狙って外国の選挙干渉を求めたほか、議会妨害も指示したと非難した。

300ページに上る報告書は、トランプ氏にさまざまな権力乱用があったと指摘。自身が政治的に有利になるようウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけるため、軍事支援やホワイトハウス訪問の約束を利用したと結論付けた。

トランプ氏が「国益より自身の私的・政治的な利益を優先させ、米大統領選の正当性を弱めるよう求めて、国家安保を危機にさらした」と非難した。

また民主党側は、トランプ氏が議会の弾劾調査を妨害する「前代未聞の」取り組みを行ったとし、政権高官による資料提出や証言の拒否、政府高官の証言妨害や脅迫などがあったとした。

その上で「トランプ氏の不正の証拠は圧倒的で、議会妨害の証拠も同様だ」と批判した。

これに対し、ホワイトハウスのグリシャム報道官は、下院民主党が「一方的な見せかけの手続き」を行ったものの、大統領による不正の証拠は出てこなかったと反論した。

情報特別委員会はこの日、報告書の採決を行い、4日からは下院司法委員会が手続きを開始する。

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